研究成果公開方針

F-Factory Researchは、研究成果とともに、根拠、方法、不確かさ、訂正・更新についても示します。本方針は、論文、発表、解析ノート、図版、解説記事、用語集に適用します。

POLICY13 SECTIONS

最終更新:2026年10月8日

公開の目的

専門の読者がデータ源と方法を確認でき、一般の読者も結論の範囲を理解できるようにします。訂正や再解析があった場合も、その経緯を確認できる記録を目指します。

速報性より、対象、時刻、座標、処理、比較、限界を説明できることを優先します。未公開の成果を公開済みとして紹介しません。

情報の区分

観測された値・事象、前処理や解析で得た特徴、物理的な解釈、今後検証する仮説を分けて記載します。相関、同時性、類似周期、見かけ速度は、関連を検討する材料ですが、それだけで因果関係を確定しません。図と解析で裏づけられない主張を、本文で加えることはしません。

出典と業績

論文は出版社とDOI、学会発表は公開プログラムや要旨、データは提供機関と製品文書を優先して確認します。著者順、年、題名、査読状態、版、ライセンスは、推測で補いません。プレプリント、査読済み論文、会議要旨、解説、独自解析を区別します。

データと解析記録

可能な範囲で、データ提供者、製品名、版、対象期間と時間帯、観測点・衛星、座標系、品質フラグ、欠測、前処理、フィルタ、パラメータ、ソフトウェア環境、出力を記録します。解析に使ったデータ等を公開できない場合は、その理由と再現性への影響を説明します。

生成AIの活用

生成AIを研究の補助に活用します。出力に含まれる事実関係、引用、コード等は人が確認し、研究上の解釈と判断には研究者が責任を持ちます。

機密情報や未公開原稿は、必要な許諾が得られ、所属機関の規程でも認められている場合を除き、外部のAIサービスに入力しません。生成AIを使用した範囲は、所属機関や論文・発表の投稿先の規程に合わせて開示します。

図表と可視化

概念図、観測図、モデル出力、再構成図を区別します。解析図には軸、単位、色、期間、処理条件、比較対象、クレジットを添え、色だけに意味を依存させません。図から一つに決められない高度、原因、伝搬経路等は断定せず、別の解釈の可能性を示します。

不確かさと否定的結果

検出限界、誤差、バイアス、欠測、空間・時間範囲、選択条件、モデル依存性を、結論に関係する範囲で説明します。

期待した特徴が見つからなかった結果や、複数の説明を区別できなかった結果も、調べる課題と方法が明確で、公開する価値がある場合は記録します。

地震・噴火・宇宙天気

地震、噴火、宇宙天気に関連するページには、予測・警報ではない旨を明記します。特定の地震や噴火の発生可能性、危険度、避難、衛星・通信運用を判断する情報として提供しません。緊急情報は担当する公的機関の公式発表を確認してください。

査読・共同研究・利益相反

査読の有無、共著・共同研究の範囲、所属、資金、謝辞、利益相反は、元の記録と公開できる情報に基づいて示します。著者資格、データ利用、成果公開は、共同研究者と所属機関の規程を尊重します。未承認の所属や協力関係を示唆しません。

権利・倫理・機微情報

データ、ソフトウェア、画像、論文のライセンスと引用条件を確認します。個人情報、未匿名化の研究対象者データ、非公開研究、査読前原稿、契約上の秘密、輸出管理・安全保障上公開できない情報を掲載しません。必要な倫理審査や許諾は研究実施主体が確認します。

訂正・版管理・多言語

結論、データ、方法、権利に影響する誤りは、根拠を確認して訂正し、日付または変更内容を記録します。

日本語版と英語版の対応を保ち、翻訳によって主張の確かさを変えません。英語詳細版が未整備の場合は、英語要旨と日本語版へのリンクを示します。

問い合わせ

訂正、再利用条件、共同研究に関する連絡は、問い合わせページから、対象URL、該当箇所、確認できる出典をお知らせください。未公開データや機微情報は初回フォームに送信しないでください。

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