地磁気脈動・Pc3解析

地上磁場データに含まれるPc3などの脈動を、時間と周波数の両面から調べます。観測点による違いと周辺の地磁気活動を確認し、変動の特徴と考えられる背景を分けて検討します。

RESEARCH FIELD5 SECTIONS

周期的な変動を調べる

Pc3を含む地磁気脈動は、数十秒程度の周期的な変動として観測されます。解析では実際に用いた周期帯、サンプリング間隔、解析窓、周波数分解能を示し、波形とスペクトルを合わせて確認します。振幅が大きくなったことだけで、その原因を決めることはできません。

観測点どうしを比較する

複数の観測点で、変動の時刻、位相、磁場成分、欠測を比較します。観測点の緯度や局所的なノイズによる違いを確認し、広い範囲に共通する変動と、一地点に限られた変動を分けて読みます。

太陽風や磁気圏の状態、日変化も、比較の背景となる情報です。

フィルタの影響を確かめる

帯域を抽出すると、元の波形や端点付近の見え方が変わることがあります。トレンド除去、フィルタ、欠測補間、端点処理の条件を確認し、処理前後の図を見比べます。重要な特徴は、設定を変えたときにも見えるかを検討します。

研究上の手がかりとして読む

地点間や別のデータとの時間的一致は、関連を考える手がかりです。それだけで共通の原因や伝搬経路を証明するものではありません。この解析は、地震・噴火・宇宙天気の予測や警報を目的とするものではありません。

具体的な処理条件と図の読み方は、方法ページをご覧ください。

フィルタと時系列処理を見る図の読み方を見る