周期的な変動を調べる
Pc3を含む地磁気脈動は、数十秒程度の周期的な変動として観測されます。解析では実際に用いた周期帯、サンプリング間隔、解析窓、周波数分解能を示し、波形とスペクトルを合わせて確認します。振幅が大きくなったことだけで、その原因を決めることはできません。
観測点どうしを比較する
複数の観測点で、変動の時刻、位相、磁場成分、欠測を比較します。観測点の緯度や局所的なノイズによる違いを確認し、広い範囲に共通する変動と、一地点に限られた変動を分けて読みます。
太陽風や磁気圏の状態、日変化も、比較の背景となる情報です。
フィルタの影響を確かめる
帯域を抽出すると、元の波形や端点付近の見え方が変わることがあります。トレンド除去、フィルタ、欠測補間、端点処理の条件を確認し、処理前後の図を見比べます。重要な特徴は、設定を変えたときにも見えるかを検討します。
研究上の手がかりとして読む
地点間や別のデータとの時間的一致は、関連を考える手がかりです。それだけで共通の原因や伝搬経路を証明するものではありません。この解析は、地震・噴火・宇宙天気の予測や警報を目的とするものではありません。
具体的な処理条件と図の読み方は、方法ページをご覧ください。