衛星の移動を踏まえて読む
衛星は移動しながら観測するため、その時系列には時間変化と場所による違いの両方が含まれます。緯度・経度、高度、地方時、地磁気座標、軌道方向を確認し、地上観測と比較するときは衛星がいつ、どこを通ったかも示します。
観測条件とデータ品質を確かめる
磁気嵐やサブストーム、日変化、機器の状態、欠測は、変動の見え方に影響します。対象期間だけでなく前後の地磁気活動も確認し、平穏時と擾乱時を分けて比較します。特徴的な構造が見えても、まず観測と処理の条件を点検します。
軌道図と時系列を組み合わせる
軌道図で位置を、時系列で変化を、緯度プロファイルで軌道に沿った分布を確認します。図に基準値、フィルタ条件、比較対象、除外区間を添えることで、同じ特徴を別の視点から検討できます。
データの提供元、製品名、処理レベル、版、品質フラグも、個々の解析で確認する重要な情報です。
一度の通過から結論を急がない
一回の衛星通過で地上観測と似た変動が見えても、それだけで共通の原因を確定することはできません。ほかの通過、対照期間、宇宙天気の条件も合わせて検討します。
解析方法の詳細はデータと解析方法をご覧ください。解析や図表作成の相談には、対象データ、期間、調べたいことを添えてください。