ソフトウェア環境

同じデータと設定を用いても、ソフトウェアの版や実行環境によって結果が変わることがあります。解析を再確認するために、どの環境で成果物を作ったかを記録する考え方を説明します。

DATA & METHODS6 SECTIONS

実際に使った環境を確認する

OS、言語・ランタイム、主要ライブラリ、使用したモデルの版を、成果物を生成した環境に基づいて記録します。

設定と依存関係をそろえる

時刻・タイムゾーン、座標、単位、文字コードの扱いは、データの読み込みや出力に影響します。依存関係の版、設定ファイル、実行手順を合わせて確認します。乱数やハードウェアへの依存がある場合も、再実行に必要な条件として示します。

生成AIを使った作業を確かめる

生成AIを使った研究では、どの作業に使い、その出力をどう確認したかも、結果を読むうえで大切です。生成されたコードを使う場合は、入力、単位、計算条件と実行結果を人が確かめます。

研究での活用については、生成AI活用のレクチャー・導入支援もご覧ください。

処理と出力の対応を残す

データ取得、前処理、解析、図表出力を分け、コード・設定・出力の版を対応づけると、変更が結果に与えた影響を確認しやすくなります。ログや生成時刻は、どの実行から図が得られたかをたどる手がかりです。

公開できる情報の範囲

データやソフトウェアの利用条件によって、公開できる情報の範囲は異なります。公開情報だけでは、同じ条件で再実行できない場合があります。

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