研究上の問いに合う図を作る
最初に、何を比較し、何を読者に読み取ってほしいのかを確認します。時系列、衛星軌道、地図、散布図、スペクトル、説明図などから、目的に合う形式を選びます。専門家が確認する図と一般向けの説明図では、必要な情報や注記が異なります。用途に合わせて調整しながら、根拠を追えることを重視します。
制作するもの
- 読者、用途、比較したい内容を整理した可視化案
- 軸、単位、色、欠測、注記を確認する試作図
- 合意した形式の図、地図、静的画像、必要に応じたダッシュボード
- キャプション、代替テキスト、データ出典と処理・版の記録
画像形式、解像度、サイズ、ファイル名は、掲載先と再利用の方法に合わせて決めます。
試作と確認の進め方
データの形式、利用条件、既存の処理をもとに試作図を作成します。比較方法と表示を調整し、基準期間、フィルタ、欠測処理、除外条件を記録します。
ご相談時にお知らせいただきたいこと
- データ形式、項目、単位、座標、欠測値の定義
- 示したい比較や現象と、避けたい誤解
- 既存図、掲載先、必要なサイズ・形式・配色
- データの利用権限、公開可否、内容の確認担当者
解析と可視化の役割
可視化は、データや解析結果を読み取るための支援です。研究結論や統計的有意性の妥当性、データの利用権利を図だけで保証するものではありません。データの修復、新たな解析手法の開発、リアルタイムの仕組み、大規模計算が必要な場合は、別途範囲を確認します。